2018年1月のQAPトロール新ロットQL-019(1QL-119/2QL-219)の集計値が、1QL-118/2QL-218データの混在により、1月集計値の信頼性が低いことを同サイト(2/23)にてお知らせしております。(https://sysmex-support.com/jp/news/facilities_11371.html)

先日はNaについて報告しておりましたが、1QL-118/2QL-218データの混在により、以下10項目の集計値に影響が起きていることが確認されました。

＜集計値に影響した項目＞

対象：10項目 TP,ALB,LD,CHE,LAP,NA,CL,TG,HDL-C,LDL-C

＜お客様への影響＞

QL-019を測定し、1QL-119/2QL-219のロット登録を正しく入力されたお客様で、1QL-119のNAに加えて、上記の項目についても3SDオーバー、系統誤差または偶発誤差などの事象が発生しております。

＜実施内容＞

①2018年度2月度の1QL-119/2QL-219の当月分該当項目の集計値掲載

集計レポート掲載しておりますサイトに2月当月のみの集計値を掲載致しました。(2018/3/16)

詳細は以下のリンクにあります集計レポートをご確認をお願い申し上げます。

https://sysmex-support.com/jp/summary_report/pdf/1803/QL-119219__%E5%BD%93%E6%9C%88%E9%9B%86%E8%A8%88%E7%B5%90%E6%9E%9C_2018%E5%B9%B42%E6%9C%88%E5%88%86.pdf

②2018年度1月度の1QL-119/2QL-219の上記該当項目の集計値修正

集計レポート掲載しておりますサイトに修正した集計値を掲載致しました。(2018/2/28)

詳細は集計レポート(　https://sysmex-support.com/jp/summary_report/　)　

に掲載しております、QL-119/219_再集計結果_該当項目のみ_2018年1月分.PDF

のご確認をお願い申し上げます。

③対象10項目(1QL-119/2QL-219)RG-CUT(集計可能な範囲)*上下限値の新たな設定

2月27日から新しく設定をしております。

これにより1QL-118/2QL-218のデータを誤って、1QL-119/2QL-219のデータとして登録された場合、RG-CUTエラーとなりますので、ご了承の程、お願い申し上げます。

また1QL-119/2QL-219を正しくデータ登録されました場合でもはずれ度合いが大きい場合は、RG-CUTエラーとなる可能性がございます。

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

*RG-CUTとは、大きく外れたデータが集計に入らないようにするための事前に設定した上下限値です。

謹白

←前の記事|
QAP-Trol 1QL-119/2QL-219 集計値修正の掲載について(更新)
|次の記事→