NaFの解糖阻止効果について

Q :NaFの解糖阻止効果はどれくらいありますか。

A :グルコース濃度は、全血では赤血球の解糖作用により次第に低値となります。
採血後直ちに血球を分離除去できない場合は、解糖阻止剤を使用してください。
一般的に解糖阻止剤として、NaF,EDTA-2Naが用いられており、NaFは解糖系中のエノラーゼを阻害することによりその効果を発揮します。
しかし、NaF入り血糖採血管では、採血後数時間室温放置で約10mg/dL程度の低値を示し、完全に解糖作用の影響を回避できていない、といわれています。
最近、ヘキソキナーゼ拮抗阻害により解糖阻止作用を示すD-マンノースが、より安定であるとの情報もあります。